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コラム:石との対話/ヒトミハマジュエルサロンコラム:ヒトミハマジュエルサロン



デザインは「ポトッ」と落ちてくるみたいに落ちてくるんですよ。

降ってくるような感じなので、そんなに「うぅ!!」て考えて何日間も出ないということは全くないですね。そういうと、イージーな感じなんですけど(笑)。

例えば作家の方とかで〆切があって書けないとかよくありますよね。
それがね、無いんですよ(笑)。二十数年間。

石との対話をしていけば、石からこうなりたいと言ってくれるからその通りにするだけなんですよ。

新しいものを作る時は少しイメージを膨らませます。

例えば、桜のイメージのものとか木洩れ陽みたいなイメージのものを作るときは、どんな風にしたら光のイメージが表現できるか、そのためのイメージを膨らませるんです。

夜桜を見るときに遠くから見るんじゃなくて、桜の木の真下から見上げると、月が見えますよね。そして、桜の隙間から月の光がこぼれ落ちる…そういう見え方がすごく好きだから、そういうのをイメージして作ったり。

石のデザインをどうしようということで悩む事は今までも無いですね。むしろ「ふわっ」て浮かんでくる感じなので、何をしていても大丈夫ですよ。イライラしてるときはダメですけど(笑)。ふだん何気ない時でもしょっちゅう出てきますよ。車を運転してる時だとか、普通にお風呂に入ってる時とか、寝る寸前とか。そういう時は普通に「ポロッ」って(笑)出てきますね。

ずっーと考えていなくても、瞬間その世界に入ればポロッと出てきますね。

いつデザインしてるの?とかよく言われますけど、いつとか区切りはあまりありません。

大量に作ろうとする時、例えばコレクションを何十点も作って、次のコレクションにはこういうシリーズを作りあげて…っていう時は、一応時間をきちっと決めて、空間を作ったりしてます。
以前は、そんなふうにしないとダメだったんですけど、今は、ここぞ!というときだけ、デザインのための空間を作ります。 遠くに行って現実から逃避しないとダメでした(笑)。スイッチが切り替えられないっていうのかな、そんな時も昔はありました。
今はいつでもOKです(笑)。

踊ったりして、徐々にイメージを集中させていくこともありますよ。そんな話をするとみんなビックリされますけど。そうすると無駄なイメージがなくなるというか、現実的なものが何も無くなって、石の気持ちが伝わってくるというか、つながるというか、そんな状態になります。そうするとバァーっと、コロコロコロとなんか降りてくるようなイメージですね。

分かりにくいと思いますが(笑)。

降ってくる感じですね、上からコロコロコロって。メッセージが私に伝わってくるような感じです。
例えば石が「私はこうなりたいの」みたいな感じ。「あぁ分かった分かった」って感じですよね、デザインする時って。

降ってくるっていうのは、石からの声が聞こえるってことですね。
それを形にしていく。あとは手が動くから、動いた通りにするんですね。
だからデザインそのものであまり悩む事は無いんですよ。



着けてくれる人と宝石とがピッタリ合うと、相乗効果がすごく出るんです。宝石の色がどんどんどんどん濃くなったりもするんですよ。変化します。すごく喜んで、どんどん毎日濃くなっていって。色が綺麗になっていったり、輝きを増していったり。
やっぱり愛情を注ぐとすごく美しくなりますね。

だって、宝石を付けて汚くなる人ってあんまりいないでしょう?
多くの人は綺麗になっていくんですよね。
どんどん輝きを増していくっていうか。

だからやっぱり相乗効果っていうのはあると思います。
なにか目に見えない力がやっぱりありますね。

身に着けることで、自分の心の満足を得たり、ワクワクできたり、感動できたり、ジュエリーはそうあるべきじゃないかなと思うんですよね。

ただ"着ける"っていうんじゃなくて、すごく嬉しい、楽しい、綺麗って。
たとえば、車に乗ってて、太陽の光がジュエリーに当たると、七色にパァーっと光が出たりして。それを見て"ああ綺麗"って思う瞬間に、自分も綺麗になるんですね。そして、そういうのを感じ取れる気持ちになりますよね。

「私は興味ない」って方もいらっしゃるんですけど、お天気が良くてお花がいっぱい咲いてたら誰でも綺麗って思うじゃないですか。自然の美しさに興味がない方って、そんなにいらっしゃらないんじゃないかな。石だって自然のモノですから。お花を見てキレイだと思うのも、宝石を見てキレイだと思うのも同じことだと思います。

敷居が高いとか、きらびやかな感じとか、そういうイメージで宝石を見てしまっているだけなんですよね。本来はお花とかそういう植物と全く変わらない、自然のものだということが分かると、宝石のイメージも、もっと身近に感じてもらえるんじゃないかな。

自分にもっと合う、キラキラしてないものでもすごく石の重みがあって綺麗なものってあるから、やっぱり色々見ていただきたい、作って欲しいなって思いますね。

宝石にはたくさんの魅力がありますけど、ホントに自然の美しさっていう魅力は何ものにも代え難いと思います。



ジュエリーというのはその人を幸せにするものなので、もちろん身に着けるシーンもすごく大事ではあるんですけども、ホントにその人がこれをつけていることで幸せな気持ち、喜びを感じられる、自分がお星様のようにキラキラとなれる(笑)そういうものを選んだほうがいいですね。

ブランドがいいとか色々と好みもあるとは思うんですけど、純粋に自分の心がこれを着けるとホントに嬉しい、楽しくなる、そういったものを選ばれるのが一番いいと思います。
そして、そうやって選んだジュエリーのほうがよく身に着けたりするんですよ。

ファッション感覚よりもホントに自分の心に忠実なものをつけたほうが幸せになると思います。